
HOOK UP LOCKING 2012.2.17 ジャッジ YOSHIBOW(BE BOP CREW)
昨日は久々にHOOK UPの会場へ出向いてみました。驚いたことにエントリー人数が過去最高の274人を記録。女性LOCKダンサーが増えていることと、結果をみても女性が強くなっていることに驚きを隠せませんでした。また、NEW SCHOOLダンサーも多数見られましたし、著名なブレイキングダンサー(GOLFさんなど)も参加されており、海外の大御所BREAKINGダンサーはLOCKも超一流だったりすることを考えると、そういった流れもありなのかなと思いました。
優勝はMIHOさんで、決勝戦もMIHOさんVSえつこさんという女性対決でした。私は予選段階であまりの熱気にギブアップしてしまいましたので、本日DANCE DELIGHT WEB SITEにて確認しましたが、そんな時代がくるなんて凄くないですか?女性ロッカーの頑張りは嬉しいNEWSですね。
そのHOOK UPを盛り上げたのは間違いなくスペシャルジャッジのYOSHIBOWさんの存在ではないでしょうか。
2009.10.31
YOSHIBOWさん、KIRKさん、RICKYさん 伝説のダンスチーム『シーザー』@白金ダンステリア
YOSHIBOWさんのワークショップが本日スタジオアッシュにて行われておりますが、2レッスン共に35名の定員オーバーでまだ数名のお客様のご予約をお断りしたくらいです。
YOSHIBOWさんはダンスシーンを創設期より牽引し、その時代時代でトップダンサーの名を誇示し続け、現在に至るスペシャルダンサーです。
プロフィール
日本のストリートダンス創世記を彩り、現在も多大な影響を与え続ける世界的に有名なストリートダンスチームBE BOP CREWの創設者。SAM(TRF)SAKUMA(SPARTANIC ROCKERS)YOSHIE(BE BOP CREW)YUKI(SOUND CREAM STEPPERZ)SETO(BE BOP CREW)OHJI等多くの大物ダンサーを輩出したことでも知られ、指導力には定評がある。また突出した才能と感性で魅了するダンスは今も多くのプロダンサーが認めている。
YOSHIBOWさんのような本物が、心からリスペクトされ、更に素晴らしいシーンを紡いでいくストリートダンス界は必ずこれからも発展していくことでしょう。
神戸が誇る「DANCE STUDIO RED LINE」の新店舗!! 西宮STUDIOが、堂々オープン!!
いよいよ明日オープンです。神戸最大級のダンススタジオがいよいよオープンいたします。神戸ダンスシーン、スタジオシーンの礎を築いたといっても過言ではないTAKA先生、RIE先生が運営するDANCE STUDIO 「RED LINE」の西宮スタジオが明日3月5日にオープンいたします。
今日はオープン前日のパーティーのようなので、私も伺い、大いにお祝いをしてきたいと思っております。
TAKA先生は、神戸の数カ所において長年の間、沢山の小学生を中心としたキッズ達に気軽にストリートダンスを学べる環境作りを頑張ってこられてました。そういった努力が手伝って今日のスタジオオープンになり、継続は力なり!!だなと感心いたします。また、今回の西宮スタジオでレッスンを指導するインストラクターの一部に元々RED LINEでTAKA先生やRIE先生の教え子がいたりと、ダンススタジオの理想が具現化されているのでは無いでしょうか。生徒さん達にも夢がある環境を常に提供する素晴らしいスタジオだと思います。
その西宮スタジオのフライヤーはこちらです。ドン!!(フライヤーをクリックするとRED LINEのホームページへいきます。)
兵庫県のみなさん、ダンスを学ぶ素晴らしい環境がそこにあります。神戸方面では数少ない広いスタジオなので、発表会練習や、レンタルスタジオとしても是非活用してみてください。
TAKA先生、RIE先生、本当におめでとうございます。
いよいよDANCE@LIVE SEASON7 FINALが迫ってきました。
あれから1年か・・・・と、思わず感慨深くブログをスタートしてしまいますが、早くも昨年のDANCE@LIVE FINALから一年を迎えようとしております。
今年も本当に楽しみな面子が決勝の舞台を今か今かと待ちわびていると思うと、見るだけの人である私も本当に楽しみで仕方がありません。今年は特に中学校の学校教育でストリートダンスが導入されたことも手伝い、シーンそのものが注目されているので、そもそも企業の協賛を頂きながら頑張って、世間とダンスシーンの橋渡しを根強く行ってきたDANCE@LIVEには様々な分野から期待されています。
そんな節目の年にどんなドラマが待っているのでありましょうか。第3回あたりからずっと見続けてきた私なりの見所を紹介したいと思います。自分の感性を信じて、天から脳に降ってきた自分の感覚でブログを書いていきますので、過去の情報の間違いなどがございましたらご指摘いただけたらありがたいです。
今回も様々なコンテンツでさながら日本一のストリートダンスフェスティバルといった感じなのですが、@LIVEといえばやはりバトルですよね。それぞれのバトルについての見所を!!更に予選からある程度見てきているので、予想もしていきたいと思います。
まずBREAKサイド。昨年度チャンピオンであり、現在日本だけではなく世界有数のB-BOYといっても過言ではないTAISUKEさんがダントツの優勝候補でしょう。で、それに肉薄しようとしているのが、きょうへいつーさんだと思います。予選でみたのですが、全ての動きを軽快なフットワークとリズムワークで魅せつけ、最後はスキルフルなムーブで会場内を沸かしていました。あれだけダンスをしている色が濃いBREAKスタイルはなかなかないと思うので、当日のコンディション次第では風穴をあける可能性もありそうです。今回のBREAKサイド、唯一の関西出身、レペゼン京都のNARUMI(BODY CARNIVAL)にも期待したいですね。姉御肌の人柄で、人望が半端ないNARUMIさん。今回は関西の期待を背中に背負っての戦いとなりますが、NARUMIさんの気迫や魂が乗り移ったムーブが爆発すれば楽しみな結果になるかもしれません。
HOUSEサイドは、実力が伯仲しすぎて毎年優勝候補ですら絞りきれないのですが、現在の仕上がりからすると、今年もHIROさん(ALMA)とちゃうかな?と、思っております。先日の伝説のソロバトルコンテスト、「THE GAME」でも全身HOUSEマシーンのような動きで強力も強力な相手をなぎ倒しての優勝でした。あのままの雰囲気でしたら今年はHIROさんが本命だと思います。で、たまたま今回@LIVEの予選でもう一人のHEROさん(至芸)が2位通過されていますが、「THE GAME」のゲストバトラーで、当日1回戦のダンスが凄すぎてびっくりしたことをここに記載しておきます。関西方面ではDELIGHTでの実績があまりないせいか、HEROさんのネームバリューと情報が少ないですが、今年あたり一気に来そうな予感がします。今回の@LIVEがその舞台になるのではないでしょうか。そしてあのSHUHOさんも3位で通過しております。昨年の日の丸が書かれたティーシャツは感涙ものでした。今年も普通に見てる人を驚かせるムーブを沢山かましてくれることでしょう。九州からの刺客、SHINJIさんにも期待です。
HIP HOPサイドは、昨年優勝のCanDooさんを誰が止めるのかに注目、昨年は優勝候補と目されながらも会場の空気に飲まれた感があったoSaamさん(sucreamgoodman)が、今年の予選ラウンドでも圧倒的な強さで決勝大会へ駒を進めています。予選ラウンドの強さはダントツなだけに、昨年の経験を生かして本戦を戦うことができればoSaamさんに大きな期待ができます。また、関西から同じくsucreamgoodmanのYOHEIさんも本戦出場。元々のポテンシャルは高い故に、若さがある分、当日の爆発次第では楽しみな存在です。恵まれた体躯を生かしたダイナミックなHIP HOPスタイルを体現できれば九州のTatsuyaさんも楽しみな存在といえます。
ここ数年GUCCHIONさん、YOSHIEさんの天下が続くFREE STYLEですが、昨年の準優勝、WAPPERさんが今年はリベンジなるか?というところが見所で、それに立ち向かう関西の雄、HiRo(GROOVIN/SLASH),RIKUに注目です。日本の若手HIP HOPダンサーの中でも類い希なるセンスを持ち、様々な分野のアーティストからも高い評価を得るHiRoさん、昨年は前日トーナメントで決勝へ進み、本戦出場でしたが今年は堂々の予選通過で余裕を持って当日に挑みます。爆発力では間違いなくトップクラスなので、苦手な曲の時のムーブを70点くらいに押さえる術があれば優勝の道は広がりそうです。また、今回の@LIVEで是非全国区になって欲しい逸材がRIKUさんです。沖縄出身のポッパーといえば天才的な音感を元に強くて繊細なHITを操るダンサーが多い中、ひらめきを駆使してPOPを本当のFREE STYLEダンスに落とし込むセンスは当代一だと思います。初めて見る人は、絶対に見逃さずにみてください。優勝の可能性も十分にある逸材ですよ。
DANCE@KIDSサイドは、お馴染みMYSTERダンサー達が今年も厚い壁となって全国の錚々たるキッズダンサー達を待ち構える形となります。実質ここ数年間は優勝者はもちろんのこと、BEST8にも大半のダンサーを送り込んでいる事実をみてもMYSTERダンサーの優位性は揺るがないでしょう。
今年もYUMEKI、地獄、Nacchi、ウズキの4人が断然優勝候補で、実績、実力は勝るとも劣らないMAiKA、かかる曲次第ではSANTAの線もあり、どの戦いも見逃せないものとなりそうです。キッズに関してはいきなりの新星が出てくる可能性もあるので、とにかく今年も見逃すことができません。
そんなこんなで今年も大変楽しみなDANCE@LIVE FINAL!!行けばダンサーしかいませんが、全国のダンサーが集う独特のピースな空気が流れまくってます。ダンスを始めたばかりの人も、ダンスシーンがなんたるかを知るには絶好の機会、是非是非当日はみんなでこのダンスフェスに参加して楽しんじゃいましょう!!
新年明けましておめでとうございます。今年のストリートダンス界の展望
ブログを約1年ほどお休みいただいておりましたが、今年はできるだけ更新していきます。
昨年はダンスシーンもスタードラフト会議などの地上波で大々的に取り上げてもらったり、beat buddy boiが単独ライブで沢山のお客さんを動員したり、wrecking crew orchestraの光のパフォーマンスがYOUTUBE再生回数800万回を超えたりと、世間一般の方にストリートダンスがより認知された年となりましたね。
この、スタドラ、B.B.B、wrecking crew orchestraの3つの動きが今現在現場(私で言うダンススタジオ)では、どうなっているかと言いますと、意外に地上波のゴールデンタイムを使って大々的に沢山の人から見てもらっているはずのスタドラの反響は薄く、beat buddy boiは、関西での露出が極端に少ない割には話題性には事欠かない状況があり、(ライブの評判が良いこともあります。一説にはダンス界のドリフターズになりうるのでは?とも言われるほど、ダンスの評価はさることながら、沢山の笑いがあり、見事なエンタメに消化されているみたいです。やはり志村はあの人、高木はあの人なんでしょう。)W.C.Oに関しては年始早々地上波の世界一のショータイムでトップバッターで取り上げられるほどの話題性、何より興味がある人しか見に来ないYOUTUBEで800万回再生されるということが現在の勢いを物語ってますね。今年は様々な国からお呼びがかかっているみたいです。
でも、昔ならテレビに出ようものなら、凄いステイタス、その後の反響がありましたが、最近ではほんまにみんな地上波見てる?と思う程、反響が薄くて悲しくなりますね。w.c.oでしたら当スタジオのインストラクターにメンバーが2人(SHINGOさん、KIMIKOさん)在籍しておりますが、顔が見えないこともあってか、急激に生徒さんが増えると言うことはありません。もちろん元々人気のある先生なので、増えすぎても困る部分はございますが。スタドラのモータルコンバットにおけるRYOMAさんもしかりです。
かといって昔のテレビほどの反響を現在のネットでは期待できませんし、この時代は、80年代~90年代に急激に便利になった時代の反省を生かし、いかにして便利になったネット環境を生かしつつ、本質、中身のあるモノををユーザーに届けられるかを試されているのかもしれません。
世間に向けてのダンスシーンのプロモーションは昨年大成功だったので、今年は中身のシーンである、DANCE DELIGHT,DANCE@LIVE,全国スーパーキッズ、全国のダンススタジオ、それぞれのダンスコンテンツにとって本当に忙しい年になってくれれば嬉しいですね。テレビやYOUTUBEでストリートダンスを見た人達に、是非ダンススタジオや、ダンスイベントに直接来ていただき、迫力のあるダンスに触れていただきたいですね。
私どもダンススタジオは、今年はどんな年になるのでしょう。おそらくストリートダンスを始めたいと思っている方は沢山増えていると思います。踊りたい!!と考えている一般的な感覚を持っているお客様に、いかにしてフィットネスクラブレベルの接客、対応、ケアができるのかがある種のポイントになるのではないかと思います。
受付レベルだけの話ではなく、各インストラクター(ダンサー)の意識もさらにサービスということを意識して頂く必要性も出てくることでしょう。ここ数年の生徒さんの傾向でいいますと、職人気質の生徒さんが多くの割合を占めていた5年以上前と比べると、楽しく気持ちの良いサービスをレッスンに期待する生徒さんが確実に増えております。
もちろん本質的なものを提供するという意味では、楽しく教えることが上手ということだけではなく、踊ったらスーパーマン、唯一無二の技術を指導できる講師を選び、レッスン指導をして頂くこともダンススタジオとして大事なので、一概には言えませんが、現在ダンススタジオ運営を支える一因として、スーパーレッスンプロの存在が間違い無くございます。
数年前ではありえなかった一般ユーザーを更に意識しながらスタジオ運営ができるというのは、更に仕事にできているということで、元々ボランティア、慈善事業の意識でスタートした私にとっては幸せ以外の何ものでもないことであります。
フィットネスのようにマシーンと向き合い、マニュアル化されたプログラムで体を動かすでもなく、格闘技ジムのように体を傷つけるわけでもなく、音楽に合わせて楽しく体を動かしながら自身が上手になっていくことを実感し、発表会などで非日常を楽しめるダンススタジオは、もっともっと一般の方から愛されるコンテンツとなる可能性を沢山秘めています。
ダンサー、ダンススタジオ、ダンスイベントオーガナイザー、お客様の受け手側でそういった意識を少しでも持つことで、必ず素晴らしい業界になっていくことでしょう。
今年はその後何年間にも繋がるような素晴らしい環境を整え、沢山の生徒さんが楽しく通える場所作りに勤しんでみたいと思います。
今年も宜しくお願いいたします。